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2013年3月18日月曜日

「60歳からの健康レシピ」本を出版しました!

皆様にお知らせがあります。本を出版しました!。3月20日発売です。ご自分、ご家族、お友達などへいかがでしょうか。本のタイトルは「60歳からの健康レシピ」。栄養のうんちくが20%くらいで残りはレシピです。食材を無駄にしないように、一週間毎に使う材料を決めてレシピを作りました。レシピは定食型です。栄養素の範囲も私なりによく考えて設定しました。食材は、どこのスーパーでも手軽に買える物を厳選しました。栄養うんちくは20%程度ですが、マジな内容です。

中高年層が特に必要な栄養素をピックアップし、栄養素の不足予防にとどまらず、元気に過ごせるような栄養をレシピに詰めました。体の健康はもちろんのこと、頭・精神・認知機能などにも注意を払いました。日頃から私が思っていることを詰め込んでいます。論文と違い、オピニオンを入れることが出来るのも本のいいところですね(汗)。40%くらいはまあ一般的な教科書的な内容ですが、25%は教科書枠を超えたリサーチ・エビデンスベース、25%くらいは情報をトータル的に判断してオピニオンを入れたもの、10%は昔ながらの知恵ベースです。私のいつもの仕事では、栄養素を経腸栄養や静脈栄養という形で投与していますが、この本では栄養素を食事という形で提案できるのが楽しかったです。

日本は世界的にも平均年齢が高いのに、アクティブな中高年・高齢者の栄養管理に十分に力を入れてなかったり、研究を進めていない部分があると思います。本来ならば、先進国&長寿国である日本がリードすべき分野だと思います。こういった事情に対するフラストレーションも少しだけ含ませていただきました・・・。ライフステージ別の栄養管理が大切といいながら、アクティブな中高年・高齢者の栄養管理が疎かになっているような気がします。研究者、栄養士、一般の人も、この世代の栄養管理を離乳食や妊婦食と同じくらい注目するべきだと思ってます。

栄養学にはまだまだグレーな部分が沢山あります。ご意見などお待ちしています!




2012年8月5日日曜日

臨床栄養士におすすめの本

★学生&新人栄養士向け★

Krause's Food & the Nutrition Care Process

臨床栄養の基礎。アリゾナ州立大学時代に教科書として使っていました。栄養学の学生と新人栄養士にとてもお勧め。イラストも多めで読みやすいです。栄養学を学ぶ全ての人にとってもお勧め。1つだけ教科書を買うとしたら絶対コレ。



★新人臨床栄養士向け★

Nutrition and Diagnosis-Related Care

仕事で実際に使える情報が豊富。栄養アセスメントに必要な具体的な情報(数値)などが掲載されています。私が使用した当時は、本とPDA版で販売されていました。私はPDA版を職場では常に携帯していました。最初の一年目はこれなしでは、心細くて仕事ができませんでした…。私が尊敬している臨床RDに勧められて購入しました。

  


★臨床栄養士&大学院生向け★ 

臨床栄養の中級版。ニュージャージー医科歯科大学院在籍中に教科書として使っていました。参考文献もしっかりしていて、栄養療法のバックグラウンド、エビデンスが公平に書かれていると思います。栄養療法の根拠が知りたくなったら、とってもお勧めの本。クラスメートにも評判がいいです。読みやすいですが、基本的な栄養学の知識は必要。学部生には難しいかも。

★リサーチ系の人向け★

Biochemical, Physiological, and Molecular Aspects of Human Nutrition

人間栄養の上級版。ニュージャージー医科歯科大学院在籍中に、教科書として使っていました。生化学が好きな人にお勧め。一見難しい内容だけど、読むと案外分りやすい。でも、栄養学と生化学の英語力がないと読むのが大変かも。内容は、きちんとアップデートしてあり、生化学、体、栄養がきちんと連帯しているので、総合的な理解にも役立ちます。繰り返しますが、生化学が好きな人のみにお勧め。学部生にはとても難しいと思います。