2013年3月31日日曜日

スピーチセラピストを拒否

スポーチセラピストの仕事の一つは、患者さんが口から食べれるかどうか判断する事。口から食べれる場合はどの形態なら大丈夫かも決定します。

60歳くらいの患者さんがスピーチセラピストを拒否。理由は「なぜ医師じゃ無い人が決めるのか」という理由。アメリカではこういう考え方の人は少なめなのでちょっとビックリ。まあ気持ちが分からないことはないけど、、、嚥下を大学・大学院で学び、30年のベテランのスピーチセラピストと、嚥下の勉強をしていない医師。。どんなに医師が神様のように天才でも、物理的に勉強する時間も、嚥下を診断する時間もない。。専門を分けなければ無理。みんなそれぞれがこれは理解するべき。医師は本当に忙しくて大変なんです。集中治療室でいつも一緒に患者さんのラウンドしているので、日々その働きを見てます。同じ人間なのに、凄いストレスだし、凄い責任。答えが無くてもどうにかするしかない・・・。尊敬です。まあ、もうちょっと真剣に・・・と思う事もなくはないですが、医師も人間、みんな同じ。。。医療者も患者もサポートしあわないとね。

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