経腸栄養を使っている患者さんの中には、時々栄養の内容や投与量をもの凄く細かくチェックする人がいます。たとえば、○○ml投与45分くらいにお腹が張った、5分後に吐気がした、なども分刻みでノートに記録しています。大抵の場合は患者本人よりも、心配するあまり家族のチェックがとても厳しいのです。家族の人が数分毎に「吐気するんじゃない?」「お腹の調子は悪いんじゃない?」など聞き続けます。懸命に介護しているのは分かりますが、そんなに何度も何度も調子が悪いか聞かれては、患者さんも知らないうちにストレスたまって、本当にお腹の調子が悪くなるのではないか・・・と思ってしまうほどです。何をどう調整しても「どう下痢でそう?」と患者にもの凄く頻繁に聞くので、とてもやりずらいです。
できれば、「こんどは調整したから大丈夫よ」など、どちらかというとポジティブな声を掛けてくれないかな〜と思います。。。話を聞く時間がかなり掛かるので、ドクターやナースたちもかなり参ってる感じです。こういう患者さんがいる場合は、特に積極的に栄養処方をリードするように心がけてます。時間的な負担を他の医療職から取り除くのも、チーム医療で大切なことですよね。
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