2013年1月9日水曜日

チューブ栄養の投与ルートで衝突

severe 膵炎患者のチューブ栄養を開始をすることになりましたが、投与ルートについて昨日のラウンド中に衝突。指導医と研修医の1人は胃への投与でオーケーという論文が出てると言ってきた。私は、「論文は空腸への投与支持派が多いみたいだけど、十二指腸でもpancreaetic duct を通り越して深く入れるなら、大丈夫だという認識だけど、胃は未確認」と対応。結局昨日の午後は、論文探り。そして今日の朝のラウンドの時に、今の時点では胃への投与はエビデンス不足ということで一応落ち着きました。でも、もしも胃への投与でオーケーならば、膵炎の食事療法を根本的に見直すってことになるから、すごいことになるかも・・・。まあ、私としては、胃への投与への論文は数が少なかったし、一つを除いては、質の低い論文だと思ったので、今のところは重症膵炎の場合のチューブ栄養投与ルートは十二指腸の奥の部分というスタンス。これからどう変わるか分かりませんが。。こういうやりとりは面白いです。

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