2012年10月17日水曜日

チューブ栄養:便秘の改善か呼吸の改善か

超〜〜肥満な患者さんで気管挿管してる患者さん。けっこう不安定で体を動かすと昇圧薬が必要になったり、人工呼吸器の設定を上げないといけなくなります。経腸栄養をやってますが、そろそろ排便がないと危険な時期になってきました。胃の残渣もどんどん上がってます。透析もうけてます。今のところは便秘予防薬っぽいのしか使ってませんが、そろそろ下剤が必要かもしれません。便が出なければ、当然栄養が十分に入れれなくなります。でも下剤を使うと血圧や呼吸に深刻な悪影響を及ぼしかねません。血圧、呼吸、便秘、栄養不足、タイミングと優先順位が難しいです。

今日、チューブを入れ直しました。NG(胃)からDuotube(十二指腸)への変更です。チューブを入れる時、cortrak(マグネットセンサーで画像でどこにチューブが進んでいるかが分かる)を使ってチューブを落とした後にKUBレントゲン(A kidney, ureter, and bladder (KUBX-ray)で確認するのが病院のプロトコール。しか〜し、今日はなぜかcortrakが全部修理中。大丈夫かい・・・。なのでナースが昔のやり方でチューブを入れた後にシリンダーで空気を送り込んで胃・十二指腸を聴診器で空気の音を聞いて確認、、、でも大きい患者さんだと聞こえにくい。。。ちなみに、これはチューブが肺に入ってないかを確認するのが一番の目的。胃でも肺でもなく、口から出てきちゃうこともあります。気管挿管している場合は色々管が入っているので、口から出てくるチューブが見えにくいこともあります。

便が詰まっている場合は、KUBにうつる場合もあります。KUBの後に見てみてね、とドクターに頼んでおきましたが、太りすぎていて見えないかも・・・と。。まあ確かにそうだ。うぐ。

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