残念ながら時々きくセリフ。これ聞くといっつもがっくり。どうしても低学歴&親の影響が大きいよう。私は必ずレタスとトマトが食べれるか確認します。親が少なくともハンバーガーやサンドイッチにトマトと野菜を挟む手間ひまを掛けてきたのかをチェックするため。レタス&トマトが駄目な場合は、ちょっと話を聞いてみると、格安のジャンクフードで育ったか、ネグレクトに近い状態が多い印象を受けてます。アメリカでレタスとトマトが食べれないというのは、日本の感覚だと豆腐とワカメが食べれないという感じでしょうか。一般的にはよく食卓に出るはずなのに、具入りのみそ汁を作ってもらったことがないから食べられないという感覚だと思います。
昨日「野菜は食べれない」言った患者さんは50歳代で超肥満(BMI50)。今まで食べてないから絶対無理とのこと。レタス、トマトももちろん駄目。子供達(とはいっても成人)はどうしてるの?と聞くと、反面教師なのか野菜をよく食べ太ってないとのこと。
この患者さんが子供の頃っていうと40〜50年前。毎日ジャンクフードや冷凍食品を食べるのは難しい時代だったはず。とうもろこし、じゃがいも、豆(インゲンとかじゃなくて安価なうずら豆など)だけは食べれるとのこと。おそらく厳しい環境で育ったのでしょう。肥満とか食習慣って栄養学だけの問題じゃないんですよね、、、だから難しい。
2 件のコメント:
アキさん
お久しぶりです。
野菜を食べない人ってホントにいるんだ・・・。と単純に驚いちゃいますねぇ。
野菜以外と高いですもんね。特に都会になると。
貧困の人たちの課題もやっぱり野菜になってしまうし。キロあたりの値段を比べると加工食品のほうがお高くつくのに、あれもコレも買ってしかもお料理しないと!ってなると同じ値段でお手軽なほうに走っちゃうんでしょうか?
子供がちゃんと野菜を食べているのがこの患者さんの場合せめてもの救いかな?
お久しぶりです。私の住んでいる地域では野菜はあまり高くないです。肉とか加工品とかは高いです。太る余裕が全くないほど貧困の人は別としても、アメリカレベルの貧困層だったら、ファーストフードを食べる余裕はある人は結構いるようなので教育の問題だと思います。ファーストフードも家族で行くと高いですからね。野菜だったら15ドルも出せばどっさり買えます。フードスタンプとかWICなどもあるので野菜を買える余裕はあるはずですが、やっぱり野菜がおいしいとか栄養的に大切だと感じなければ難しいと思います。ホントにホントに複雑な問題です。
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